Step 1: 4コマのコマ割りを決める
Step 1-1: エピソードを洗い出す
最終的に使う使わないは深く考えずにエピソードを洗い出します。
- フランス東部に、農夫の娘として生まれる
- 神の啓示を受ける
- ニシンの戦いでのフランス軍敗北を予言し、的中させる
- シノンで王太子シャルル7世に謁見し、軍の指揮官に任命される
- オルレアンでイングランド軍に逆転大勝利する
- (首都パリではなく)ランスへの進軍を提案する
- ランスにてシャルル7世の戴冠式を実現させる
- パリへ進軍するも石弓の矢が当たって脚を負傷、撤退する
- 家族とともに貴族に叙せられる
- ブルゴーニュ公国軍の捕虜となり、イングランドへ引き渡される
- ルーアンでの異端審問裁判により、異端の罪で火刑に処せられる
- 百年戦争の終結後に、復権裁判が開かれ無罪となる
- 20世紀になってローマ教皇により列聖される
Step 1-2: 始まりと終わりを決める
物語になるのは「2. 神の啓示を受ける」から「11. ルーアンでの異端審問裁判により異端の罪で火刑に処せられる」までなので、この2つを始まりと終わりに設定してみます。Step 1-3: 1番のエピソードを決める
ジャンヌ・ダルクを語る上で絶対に外せないのは、オルレアンでの奇跡の逆転大勝利でしょう。百年戦争の分水嶺となった戦いをジャンヌ・ダルクが勝利に導いたエピソードですので、「5. オルレアンでイングランド軍に逆転大勝利する」を1番とします。
Step 1-4: 2番のエピソードを決める
シャルル7世が王位に就いたことで、フランス王国は名実ともに復活しました。また、以降、負け戦も続いたことから、この辺りがジャンヌ・ダルクの絶頂期です。そのため「7. ランスにてシャルル7世の戴冠式を実現させる」を2番のエピソードとします。
Step 1-5: 4コマのコマ割り完成
ということで、4コマのコマ割りは以下のようになりました。
- 神の啓示を受ける
- オルレアンでイングランド軍に逆転大勝利する
- ランスにてシャルル7世の戴冠式を実現させる
- ルーアンでの異端審問裁判により、異端の罪で火刑に処せられる
Step 2: ピクトグラムを作成する
Step 2-1: ラフスケッチを描く
絵心ゼロの私としては、難しいステップです。まぁ、有り体に言えば子供の落書きですが、グラフィックデザイナを目指すわけではなく情報編集のトレーニングが目的なので、えいやっと恥をさらしてみます。
ラフスケッチ |
1コマ目:神の啓示を受ける
天使がメールを届ける図で、神の啓示を表現してみました。雷マークも考えましたが、天罰っぽくなってしまったの却下しました。
2コマ目:オルレアンでイングランド軍に逆転大勝利する
有名なドラクロワの「民衆を導く自由の女神」から採りました。ジャンヌ・ダルクが旗を振り、フランス兵が槍を振るい、イングランド兵が長弓を捨てて逃げるという、ちょっと詰め込みすぎの図です。なお当時のフランス王国の旗は右の(槍の穂先の)紋様でしたが、フランスであることを分かりやすくするために現在のトリコロール(三色旗)を使用したいと思います。また従軍中、ジャンヌ・ダルクが男装をしていたことは有名ですが、それも無視して赤三角のスカートにしたいと思います。
3コマ目:ランスにてシャルル7世の戴冠式を実現させる
戴冠式でジャンヌ・ダルク自身がシャルル7世の頭に載せたわけではありませんが、まぁ、イメージということで。有名なドラクロワの「民衆を導く自由の女神」から採りました。ジャンヌ・ダルクが旗を振り、フランス兵が槍を振るい、イングランド兵が長弓を捨てて逃げるという、ちょっと詰め込みすぎの図です。なお当時のフランス王国の旗は右の(槍の穂先の)紋様でしたが、フランスであることを分かりやすくするために現在のトリコロール(三色旗)を使用したいと思います。また従軍中、ジャンヌ・ダルクが男装をしていたことは有名ですが、それも無視して赤三角のスカートにしたいと思います。
3コマ目:ランスにてシャルル7世の戴冠式を実現させる
4コマ目:ルーアンでの異端審問裁判により、異端の罪で火刑に処せられる
安易ですが、火刑です。Step 2-2: 清書する
ということで、Web上で無料頒布されているピクトグラムなどを切り貼りしました。サイズや余白の調整が必要そうですが、そのあたりのグラフィック的なトレーニングは目的外ということで、割愛して完成ということにします。The Life Of Jeanne d'Arc |