例えば「***画面の@@@処理は、やっぱり+++に変えて欲しい」というような要望は、納期が近づけば近づくほど「やめてくれ~」と言いたくなるのが、人情ってものでしょう。とはいえ、迅速かつ柔軟に対応できる能力が高ければ高いほど、要望を受け入れられる可能性も高くなります。また、仕様決定や設計の段階で顧客の望みを十分に引き出すことが出来きているほど、納期間際に仕様変更が発生する確率も下がります。
もちろん、顧客の言いなりになることが、必ずしも顧客満足度を向上させることとは思っていません。コスト超過が続けば継続的にサービスや製品を提供し続けることも出来なくなくなり、結果として顧客に不利益を与えることにもなりかねません。こちらからの提案等も含めて、費用対効果の高めることが求められていると思います。それに応えるためには、
- なぜ、この要求が生まれたのか?
- なぜ、この仕様とするのか?
- なぜ、このプロセスで開発するのか?
- なぜ、このプログラムを書くのか?
- なぜ、このテストを行うのか?
- なぜ、このタイミングでリリースが必要なのか?
- なぜ、このツールを使うのか?
- なぜ、etc...
のように様々な「なぜ」を考えて日々の仕事を見つめ直すことが必要だと思います。
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