(2)全体における各作業の位置付を明らかにする
(3)進捗の管理を可能にする
(1)ものごとがいつ完了するのかを示す
多くの方が先ず最初に思いつく機能かと思います。チーム内だけでなく、対外的にも重要な機能です。特に納品日は、顧客に対する約束となります。
(2)全体における各作業の位置付を明らかにする
この機能により、チームメンバー間の協調が容易になります。「xx日までに###を完成させないと@@@さんが作業できなくなる」等の関係が明らかになれば、自然と、それまでに終わらせようという気持ちにもなります。また、想定外の作業が発生しようが、作業時間が予想以上にかかろうが、チームの各メンバー行なう作業の依存関係はあまり変わりません。たとえスケジュールの精度がかなり低くとも、スケジュールを作成する価値は十分にあります。
(3)進捗の管理を可能にする
作業を数日程度で完了する大きさにまで分割することで、作業の内容が理解しやすくなります。例えば「***情報管理システムを3ヶ月で作る」というスケジュールでは、どんな作業が必要なのか判りません。従って、作業が進んでいるのか遅れているのかも判りません。これでは、必要な時に更なる遅れを回避する処置が取れなくなります。
参考図書
「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 」Scott Berkun, (O'REILLY Japan)
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