2011/03/05

Wikipedia 成層火山にみる日本語/英語の情報格差

インターネットにおける日本語と英語との情報格差についてはよく言われるところです。
英語の情報しかないという状況であれば、原文を何とかして読むという選択肢もあります。しかし日本語での情報があるように見えて実は英語版よりも情報量が少ないという場合は、なかなか気が付きにくく厄介な問題です。典型例は Wikipedia の記事でしょう。日本語でも英語でも記事はあるのですが、情報量が明らかに違うというケースがままあります。
一例として成層火山(Stratovolcano)の記事のスクリーンショット(2011/03/05現在)を比較してみました(左:英語、右:日本語)。

日本は「火山大国」などと言われますが、情報量の差は一目瞭然です。英語版の一番右上の写真は(もちろん日本の)富士山です。気候への影響として雲仙の噴火についても触れられています。
ちなみにGoogleで成層火山を検索すると、TOPでした(2011/03/05現在)。ちょっと恐ろしい日本語情報の現実です。

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