2011/07/02

リニアモータはなぜ効率が悪いのか?(未解決)

突然ですが、Wikipediaの「リニアモーター」の記事には、
リニアモーターは同規模の出力の回転型電動機と比較した場合、損失が多いため、消費電力が増える。
とあります。が、理由がちょっとわかりません。

自動車や列車は、最終的には直線運動します(つまりリニアに進みます)。回転運動を直線運動に変換する時点でエネルギのロスが発生するはずですので、最初から直線運動のエネルギを得たほうが、よさそうなものです。自動車で普通に使われていレシプロエンジンは、レシプロ運動から始まるわけで、さらに効率が悪そうです。


もっともリニアモータで車輪を回せば、直線運動 -> 回転運動 -> 直線運動 という2段階で変換ロスが発生するのでレシプロエンジンと変わらないのかもしれませんが。

  • リニアモータが円運動するローレンツ力を利用しているからでしょうか?
  • リニアモータで車輪を回している(円運動に変換している)からでしょうか?
  • 磁気浮上式では浮上するのにもエネルギが必要だからでしょうか?

OKWaveに「鉄輪式リニアモーターカー の損失はなぜ大きい?」という質問があがっていますが、良くわかりませんね。原理(理学)上の問題ではなく、現在の技術(工学)上の問題というとでしょうかね?

専門家の方にとっては当たり前で馬鹿馬鹿しいことなのかもしれませんが、素人にとっては謎です。

参考図書:「森博嗣の TOOL BOX」森博嗣(日経BP社)

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