2014/07/06

ピクトさんと2杯めのコーヒーを

積読本解消ノ記録、其ノ参。

今週は2冊だけしか消化できませんでした。

1冊目は、「たのしいインフォグラフィック入門」櫻田潤(ビー・エヌ・エヌ新社)。日経サイエンスでも「グラフィック・サイエンス」というコーナーが設けられている通り、最近見かけることが多くなったインフォグラフィックの入門書です。
情報をコンパクト圧縮して、なおかつ分かりやすく表現するという能力は、グラフィックデザイナだけでなく、多くの人にとって有用な能力かと思います。ということで、「ジャンヌ・ダルクの生涯」を題材に、書中で紹介されていた4コマピクトグラムの作成トレーニングをやってみました(3冊目が読み終わらなかった原因です)。
The Life Of Jeanne d'Arc

2冊目は、「珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る」岡崎琢磨(宝島社文庫)です。前作に引き続き、アマゾンの書評では毀誉褒貶があるようですが、軽い読み物としては個人的には1作目より高評価です。ミステリィというよりはサスペンス色が強いということもあるのでしょうが、前回のメインであった叙述トリックが、読者に対してというより、登場人物間の駆け引きとして使われているので、前作に感じたアンフェア感もなかったです。また京都駅、伏見稲荷、金閣寺、銀閣寺など、知っている土地が舞台になっているというのも楽しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿